2009年 10月 17日
どんだけ語るねん……
昨日、富士見書房にいって、インタビュー的なものを受けてきました。
いま、ドラゴンマガジンには、新作を出す作家サンに話を聞いて載せるページがあって、11月に出るドラマガには、僕が載るそうです。
インタビューって、多少緊張感あるからか、いつもの数倍頭が回るんで、自分の頭の整理にもなってけっこう好きです。昨日も個人的にすごい有意義なインタビューでした。
昨日話したうちのどの話が載るのかまだわかりませんが、興味がある方は11月20日に出るドラゴンマガジン(新作短編と特集ページもあるよ!)をよろしくおねがします☆
さて、関係ないですけど、RPGツクールがDSで出るみたいですね。
RPGツクール!
RPGツクールって知ってます?
まぁ名前そのまんま、用意してある音楽とかマップとかモンスターとかキャラクター使って(大規模な奴は、音楽とかドット絵すら自分で作れる)、自分でRPGゲームをつくれる、《ゲームを造る》ゲームです。
僕、超ツクールっ子なんですよ……。
小六の時、僕はスーファミの『RPGツクール1』に出会って、電撃的に衝撃を受けました。
「自分で考えたストーリーのゲームつくれるって……! そんなこと、俺ら子供がやっていいの!?」
ゲームをつくるなんて、大人にならなやれへんことやと思っていましたが……それを、好きなだけ、いくらでもつくっていいと。
自分で考えたモンスターとか魔法とかキャラクターとか、好きなだけ動かしていいと。
「うわー、どうしよ!? うわ、そんなこと、あっていいの!?」
もう、大楽少年、頭抱えて超興奮です(笑)
しかも、そのRPGツクール1を強化した、RPGツクール2が近日出て。
さらにそれにあわせて、RPGツクール2でつくったゲームを投稿した、大規模なコンテストが開かれることも僕は知ります。
少年は、震えました。
「ぜったい賞とる……! もしかしたらそれをすてっぷに、おれ、ゲームつくる人になれるかもしれんし……うわ、そうなったらどうしよう……!(この当時、ゲーム製作に携わる仕事に超つきたかった)」
「すごい……すごいゲームつくるぞ!」
↓
数日後。
RPGツクール2発売。
即購入。
↓
数日後。
↓
「いみ……いみわからへん……。”すいっち”って……なに……?」
……買ったはいいものの。
残念ながらRPGツクール2は、小六時の僕の知力では、ほとんど理解できませんでした……。
特に、スイッチと呼ばれる概念――
例えば、村長に怪物退治を依頼される → 怪物倒す → 怪物話した後、村長が主人公にお礼のメッセージをいう――って展開、RPGにはよくあると思うんですが。
これをRPGツクール2で再現すると、
怪物倒した瞬間、スイッチNo1が作動するよう怪物イベントに指示
↓
さらに、スイッチNo1が押された場合、村長のイベントが2ページ目に切り替わるように、村長イベントに指示しておく。
↓
結果、怪物を倒した後の村長は、同じグラフィックでも2ページ目の村長なので、主人公に話すセリフは変化する……
って感じにやらなければいけません。
この仕組みを、小六の時の俺は、どうしても理解できひんかった……。
だから、村長が、もう怪物倒してんのに、「勇者さま! 洞窟の奥の怪物を倒してくださいませ! どうか!」とか永久に言い続けるし。
本棚の中調べて、へそくりが手に入るイベント用意したら、何回本棚調べてもそのイベントが消えず、永久に本棚からカネを搾取できるゲームとかしかつくれへんかった。
でも、それでも、それ以降、僕は尋常じゃないくらいRPGツクールにのめりこみました。
その時を境に、ツクールのネタを書きとめておくツクールノートも生まれましたし。
中学の時とか、何故か同じくツクールに心奪われた友達と二人で、クラブをサボって公園の公衆便所の上で、ひたすらツクールのストーリー考えてました(笑)
高校の時には、ツクール4が出て、その頃には僕の知力もそれなりにマシになってたんで、けっこう本格的につくりましたね。
勇者パーティの一角やったロボットが、最終決戦直前で異世界に飛ばされて、別世界の少年がそれを拾い、強化しながら戦っていく話です。
でもこの作品、100時間ぐらいかけてつくったけど、凝りすぎて冒頭しか完成しーひんかった……。
しかも、完全に「俺の考えたストーリーを見ろ!」なスタンスやったから、開始から15分すぎまでひたすら自動的にキャラクターが動く、壮絶におしつけがましい仕様(笑)
友達にやらせたら、100%の確率で「……これ、いつになったら俺動かせんの?」って、めっちゃ飽き気味にいわれたという(笑)
あと、ツクール4を友達の間で回して、全員リレー形式にゲームつくってストーリ-をつなげていく、《リレーツクール》もやりましたね。
これは最高に楽しかったですね。
自分がつくったキャラクターが、他人のつくった自動イベントで、感動的に死んだりしますから(笑)
あと、ストーリーに興味はないけど、ひたすた街のマップにこだわる奴とかいて、(公衆便所の上で一緒に喋った奴。後にコイツは漫画家志望に。ちなみに先日五万円回収したのもコイツ)
そういう風に、友達によって味がにじみ出てたりして、それがかえってよかった。
まぁここでも僕は、完全に「俺の考えたストーリーを見ろ!」って感じで、ひたすら押し付け自動イベントばっかつくってましたけど……。
まぁ、そんなかんじで。ぼくはかなりのツクールっ子なんです。小説書くようになってからは、小説で自分の考えた話公表できるし、ぜんぜんやってへんけど、DS版は、久しぶりにやってみよかな……。
いま、ドラゴンマガジンには、新作を出す作家サンに話を聞いて載せるページがあって、11月に出るドラマガには、僕が載るそうです。
インタビューって、多少緊張感あるからか、いつもの数倍頭が回るんで、自分の頭の整理にもなってけっこう好きです。昨日も個人的にすごい有意義なインタビューでした。
昨日話したうちのどの話が載るのかまだわかりませんが、興味がある方は11月20日に出るドラゴンマガジン(新作短編と特集ページもあるよ!)をよろしくおねがします☆
さて、関係ないですけど、RPGツクールがDSで出るみたいですね。
RPGツクール!
RPGツクールって知ってます?
まぁ名前そのまんま、用意してある音楽とかマップとかモンスターとかキャラクター使って(大規模な奴は、音楽とかドット絵すら自分で作れる)、自分でRPGゲームをつくれる、《ゲームを造る》ゲームです。
僕、超ツクールっ子なんですよ……。
小六の時、僕はスーファミの『RPGツクール1』に出会って、電撃的に衝撃を受けました。
「自分で考えたストーリーのゲームつくれるって……! そんなこと、俺ら子供がやっていいの!?」
ゲームをつくるなんて、大人にならなやれへんことやと思っていましたが……それを、好きなだけ、いくらでもつくっていいと。
自分で考えたモンスターとか魔法とかキャラクターとか、好きなだけ動かしていいと。
「うわー、どうしよ!? うわ、そんなこと、あっていいの!?」
もう、大楽少年、頭抱えて超興奮です(笑)
しかも、そのRPGツクール1を強化した、RPGツクール2が近日出て。
さらにそれにあわせて、RPGツクール2でつくったゲームを投稿した、大規模なコンテストが開かれることも僕は知ります。
少年は、震えました。
「ぜったい賞とる……! もしかしたらそれをすてっぷに、おれ、ゲームつくる人になれるかもしれんし……うわ、そうなったらどうしよう……!(この当時、ゲーム製作に携わる仕事に超つきたかった)」
「すごい……すごいゲームつくるぞ!」
↓
数日後。
RPGツクール2発売。
即購入。
↓
数日後。
↓
「いみ……いみわからへん……。”すいっち”って……なに……?」
……買ったはいいものの。
残念ながらRPGツクール2は、小六時の僕の知力では、ほとんど理解できませんでした……。
特に、スイッチと呼ばれる概念――
例えば、村長に怪物退治を依頼される → 怪物倒す → 怪物話した後、村長が主人公にお礼のメッセージをいう――って展開、RPGにはよくあると思うんですが。
これをRPGツクール2で再現すると、
怪物倒した瞬間、スイッチNo1が作動するよう怪物イベントに指示
↓
さらに、スイッチNo1が押された場合、村長のイベントが2ページ目に切り替わるように、村長イベントに指示しておく。
↓
結果、怪物を倒した後の村長は、同じグラフィックでも2ページ目の村長なので、主人公に話すセリフは変化する……
って感じにやらなければいけません。
この仕組みを、小六の時の俺は、どうしても理解できひんかった……。
だから、村長が、もう怪物倒してんのに、「勇者さま! 洞窟の奥の怪物を倒してくださいませ! どうか!」とか永久に言い続けるし。
本棚の中調べて、へそくりが手に入るイベント用意したら、何回本棚調べてもそのイベントが消えず、永久に本棚からカネを搾取できるゲームとかしかつくれへんかった。
でも、それでも、それ以降、僕は尋常じゃないくらいRPGツクールにのめりこみました。
その時を境に、ツクールのネタを書きとめておくツクールノートも生まれましたし。
中学の時とか、何故か同じくツクールに心奪われた友達と二人で、クラブをサボって公園の公衆便所の上で、ひたすらツクールのストーリー考えてました(笑)
高校の時には、ツクール4が出て、その頃には僕の知力もそれなりにマシになってたんで、けっこう本格的につくりましたね。
勇者パーティの一角やったロボットが、最終決戦直前で異世界に飛ばされて、別世界の少年がそれを拾い、強化しながら戦っていく話です。
でもこの作品、100時間ぐらいかけてつくったけど、凝りすぎて冒頭しか完成しーひんかった……。
しかも、完全に「俺の考えたストーリーを見ろ!」なスタンスやったから、開始から15分すぎまでひたすら自動的にキャラクターが動く、壮絶におしつけがましい仕様(笑)
友達にやらせたら、100%の確率で「……これ、いつになったら俺動かせんの?」って、めっちゃ飽き気味にいわれたという(笑)
あと、ツクール4を友達の間で回して、全員リレー形式にゲームつくってストーリ-をつなげていく、《リレーツクール》もやりましたね。
これは最高に楽しかったですね。
自分がつくったキャラクターが、他人のつくった自動イベントで、感動的に死んだりしますから(笑)
あと、ストーリーに興味はないけど、ひたすた街のマップにこだわる奴とかいて、(公衆便所の上で一緒に喋った奴。後にコイツは漫画家志望に。ちなみに先日五万円回収したのもコイツ)
そういう風に、友達によって味がにじみ出てたりして、それがかえってよかった。
まぁここでも僕は、完全に「俺の考えたストーリーを見ろ!」って感じで、ひたすら押し付け自動イベントばっかつくってましたけど……。
まぁ、そんなかんじで。ぼくはかなりのツクールっ子なんです。小説書くようになってからは、小説で自分の考えた話公表できるし、ぜんぜんやってへんけど、DS版は、久しぶりにやってみよかな……。
by dkdkdkdkdk1
| 2009-10-17 01:11
| 養成所篇