情熱大……楽 (DSP篇)

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どんだけ語るねん……

昨日、富士見書房にいって、インタビュー的なものを受けてきました。

いま、ドラゴンマガジンには、新作を出す作家サンに話を聞いて載せるページがあって、11月に出るドラマガには、僕が載るそうです。

インタビューって、多少緊張感あるからか、いつもの数倍頭が回るんで、自分の頭の整理にもなってけっこう好きです。昨日も個人的にすごい有意義なインタビューでした。

昨日話したうちのどの話が載るのかまだわかりませんが、興味がある方は11月20日に出るドラゴンマガジン(新作短編と特集ページもあるよ!)をよろしくおねがします☆




さて、関係ないですけど、RPGツクールがDSで出るみたいですね。

RPGツクール!

RPGツクールって知ってます? 

まぁ名前そのまんま、用意してある音楽とかマップとかモンスターとかキャラクター使って(大規模な奴は、音楽とかドット絵すら自分で作れる)、自分でRPGゲームをつくれる、《ゲームを造る》ゲームです。

僕、超ツクールっ子なんですよ……。

小六の時、僕はスーファミの『RPGツクール1』に出会って、電撃的に衝撃を受けました。

「自分で考えたストーリーのゲームつくれるって……! そんなこと、俺ら子供がやっていいの!?」

ゲームをつくるなんて、大人にならなやれへんことやと思っていましたが……それを、好きなだけ、いくらでもつくっていいと。

自分で考えたモンスターとか魔法とかキャラクターとか、好きなだけ動かしていいと。

「うわー、どうしよ!? うわ、そんなこと、あっていいの!?」

もう、大楽少年、頭抱えて超興奮です(笑)

しかも、そのRPGツクール1を強化した、RPGツクール2が近日出て。

さらにそれにあわせて、RPGツクール2でつくったゲームを投稿した、大規模なコンテストが開かれることも僕は知ります。

少年は、震えました。

「ぜったい賞とる……! もしかしたらそれをすてっぷに、おれ、ゲームつくる人になれるかもしれんし……うわ、そうなったらどうしよう……!(この当時、ゲーム製作に携わる仕事に超つきたかった)」 

「すごい……すごいゲームつくるぞ!」



数日後。
RPGツクール2発売。
即購入。



数日後。



「いみ……いみわからへん……。”すいっち”って……なに……?」


……買ったはいいものの。
残念ながらRPGツクール2は、小六時の僕の知力では、ほとんど理解できませんでした……。

特に、スイッチと呼ばれる概念――

例えば、村長に怪物退治を依頼される → 怪物倒す → 怪物話した後、村長が主人公にお礼のメッセージをいう――って展開、RPGにはよくあると思うんですが。


これをRPGツクール2で再現すると、

怪物倒した瞬間、スイッチNo1が作動するよう怪物イベントに指示



さらに、スイッチNo1が押された場合、村長のイベントが2ページ目に切り替わるように、村長イベントに指示しておく。



結果、怪物を倒した後の村長は、同じグラフィックでも2ページ目の村長なので、主人公に話すセリフは変化する……

って感じにやらなければいけません。

この仕組みを、小六の時の俺は、どうしても理解できひんかった……。

だから、村長が、もう怪物倒してんのに、「勇者さま! 洞窟の奥の怪物を倒してくださいませ! どうか!」とか永久に言い続けるし。

本棚の中調べて、へそくりが手に入るイベント用意したら、何回本棚調べてもそのイベントが消えず、永久に本棚からカネを搾取できるゲームとかしかつくれへんかった。



でも、それでも、それ以降、僕は尋常じゃないくらいRPGツクールにのめりこみました。



その時を境に、ツクールのネタを書きとめておくツクールノートも生まれましたし。

中学の時とか、何故か同じくツクールに心奪われた友達と二人で、クラブをサボって公園の公衆便所の上で、ひたすらツクールのストーリー考えてました(笑)

高校の時には、ツクール4が出て、その頃には僕の知力もそれなりにマシになってたんで、けっこう本格的につくりましたね。

勇者パーティの一角やったロボットが、最終決戦直前で異世界に飛ばされて、別世界の少年がそれを拾い、強化しながら戦っていく話です。

でもこの作品、100時間ぐらいかけてつくったけど、凝りすぎて冒頭しか完成しーひんかった……。

しかも、完全に「俺の考えたストーリーを見ろ!」なスタンスやったから、開始から15分すぎまでひたすら自動的にキャラクターが動く、壮絶におしつけがましい仕様(笑)

友達にやらせたら、100%の確率で「……これ、いつになったら俺動かせんの?」って、めっちゃ飽き気味にいわれたという(笑)

あと、ツクール4を友達の間で回して、全員リレー形式にゲームつくってストーリ-をつなげていく、《リレーツクール》もやりましたね。

これは最高に楽しかったですね。

自分がつくったキャラクターが、他人のつくった自動イベントで、感動的に死んだりしますから(笑)

あと、ストーリーに興味はないけど、ひたすた街のマップにこだわる奴とかいて、(公衆便所の上で一緒に喋った奴。後にコイツは漫画家志望に。ちなみに先日五万円回収したのもコイツ)

そういう風に、友達によって味がにじみ出てたりして、それがかえってよかった。

まぁここでも僕は、完全に「俺の考えたストーリーを見ろ!」って感じで、ひたすら押し付け自動イベントばっかつくってましたけど……。


まぁ、そんなかんじで。ぼくはかなりのツクールっ子なんです。小説書くようになってからは、小説で自分の考えた話公表できるし、ぜんぜんやってへんけど、DS版は、久しぶりにやってみよかな……。
by dkdkdkdkdk1 | 2009-10-17 01:11 | 養成所篇

ライトノベルも書いてるアルバイター大楽絢太が、情熱大陸ばりに現状垂れ流すブログ。最近は不定期更新!


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