2018年 06月 28日
ブリグズビー・ベア/犬ヶ島
今週頭は、ちょっと手が空いたんで、二日連続で映画観にいったりしてました。
二本見た映画のうち、まず観た一本目は、『ブリグズビー・ベア』。
全然ノーマークやったんですけど、なんとなく、いつも面白そうな映画やってる新宿のシネマカリテのHPであらすじ見たら、面白そうなんでサクッといってきました。
あらすじは、
舞台は荒廃した近未来の世界……。
主人公は生まれた時から両親と共にシェルターで暮らしていて、週に一度届く謎の教養アクション番組『ブリグズビー・ベア』を観ながら、退屈に、しかし平和に暮らしていた…………。
と思いきや、ある日シェルターにパトカーがやってきて、
・世界は全く荒廃していない
・主人公が両親やと思っていた人物は、自分を誘拐した犯人やった。主人公は二十数年、ずっと騙されて監禁されてた。
・で、謎の教養番組ブリグズビー・ベアも、その偽両親が、主人公の為だけに自分達で作ってたB級セルフ番組やった
という事実が判明……。
で、本当の両親の元に戻り、いわゆる”マトモ”な生活を送りだすが、だんだん『ブリグズビー・ベア』の続きが観たくなってたまらんくなり、
最終的に自分で『ブリグズビー・ベア』の映画版を作るべく、仲間を集めて動き始める…………!
っていう、トンデモ映画なんですが……(笑)
なんとなく良かったです。前評判も知らず、完全に一か八かでいきましたけど、良かった。
主人公が、数十年現実から隔離されて生きてた奴なんで、年の割りにすごいピュアな子なんですけど、
そいつが映画作りって楽しぃぃぃって全開で表現するとことか、すごい良かった。
「映画作りって最高だ! 仲間を集めて、あとはみんなで前に進むだけ!」
って目をキラキラさせて咆哮するところか、なんか泣いちゃいましたよ……。
規模的に、観る機会中々なさそうな映画ですが、良かったらオススメです!
で、翌日、二本目。
二本目はこれいってきました。
『犬が島』!!
何年か前に『グランドブタペスト・ホテル』とか撮った監督が作ったストップ・モーションアニメで、
架空の日本の中にある、”メガ崎市”で、犬を憎む一族の末裔である市長が、街中から犬の排除を決行。
排除された犬は、通称”犬が島”と呼ばれたゴミ捨て島に送られて、ただ死を待つばかりになっていた……。
しかしそこに、市長の息子である小林アタリが、市長に見せしめに島送りにされた、自身の飼い犬を探しに来る。
アタリと、五匹の犬達の、決死の犬が島探索が始まる……!
みたいな筋の映画。
これも面白かったです!
美術も凄いけど、おれ、このカントクの、話の型がなんか好きやねんな……。
終盤、予想外の方向に跳躍したりして、かなり激アツでした。
ただ、ほんまは、巨大なメカ犬みたいなんが最後出てきて人類を襲う、それに対し、日本中の土佐犬、秋田犬、柴犬、などの犬が集結して迎撃、日本をすくう……
みたいな、もうひと跳躍があったら、もっとよかったけど(完全にオレの好み)。
ちなみにこの映画は、一人で行く勇気無かったんで、友人を誘いました。
葵せきなさんです(冒頭写真も、葵せきな撮影)。
葵さんとは、一昨年くらいに、一か八か『バクマン』観に行って以降、『レッドタートル』、『ソング・オブ・ザ・シー』……
良い映画かもしれんし、アカンかもしれん……。
そういう、ちょっと”一か八か”感、もしくはややクセのある映画を年一回くらい観に行ってるんですが……。
犬が島の存在知った時、確信しました。
「あ……今年の課題映画、これやな……」
というわけで連絡したら、
「確かに、この映画はオレら案件かもね……」
と快諾(?)、同行してもらいました。
葵さんも楽しんでたと思いますけどね!
その後は、犬が島の話しながら、映画館が渋谷やったんで、渋谷の『銀座ライオン』でメシ。
飯を食ったり、
オタクっぽさを抑えきれず、ライオンのテラス席でアナログゲーム広げたり……
(今回は、葵さんが持ってきてくれた、なんか数字を当てるゲーム)
(途中でコマが一枚、隣の席でイケてるトークしてたイケてる女の人二人組の席の下に飛んでいって、ヘコヘコ愛想笑いしながらそれ回収させてもらったりした……ガン無視やった……)
そうこうしてるうちに、もうけっこういい時間やったんで、解散。
おもろい映画体験になりました。葵さんありがとう。
というわけで、珍しく映画二日続けて観たよって報告でした。
最近、映画館では、マーベル映画しか観てなかったし、なんか新鮮やったな……(笑)
また時間あったら行こうと思います。
by dkdkdkdkdk1
| 2018-06-28 14:31
| 遊び人篇