「瀬尾つかさ」という男 (前編)

ちょっと前なんですが。

同期の作家の瀬尾つかささんから、こんな打診がありました。

瀬尾「新しいノーパソ(最高にいい、レッツノートってブランドのヤツの最新型)買ったんで、古いヤツいらない?」

大楽「古いノーパソ?うーん」

ぼくは最初渋い反応を示しました。
というのも、まず家にはぜんぜん現役のノーパソがあるし、しかもノーパソって、使ってる時はいいけど、いざ捨てる時になるとめちゃめちゃめんどくさいじゃないですか?
というわけで、断ろうかと思ったんですが……

(いや、ちょっと待てよ)

この時、ほんとに唐突に勘が働きました。

(前のパソコンって。まさか前のやつも「レッツノート」ってヤツのシリーズか?)

レッツノートシリーズ。
ぼくはパソコンとか全く知らないんですが、このシリーズのは、何回か、他の作家さんが使ってるのみたことあって、カッコよかったんで覚えてたんです(というか、すげぇみんな使ってた気がする)。

古いのが、もしあのシリーズなら、ちょっと欲しいか!?

大楽「ちなみに。前のヤツって。前のヤツもレッツノートってやつなん?」
瀬尾「そう」

探りをいれると予想通りの返事。
とはいえ、ここで感情にまかせて即決すると、何か失敗しそう。

というわけで、その日は一旦冷静になろうと、一晩間を置くことにしてもらったんですが……

もうその夜には……

(……欲っし!!!!)

頭ん中、そのまだ見ぬ「レッツノート」? のことでいっぱいになってました。

(ていうか……冷静に考えたら、そもそも、他の作家さんが使ってたパソコンとか面白すぎるやろ!?)

どんなキーがすり減ってんのか、とかすげぇ気になるし。
あと、単純に、瀬尾さんのノーパソとか縁起良すぎる!

瀬尾つかさ。
ぼくとは同期中の同期
(同期は六人いますが、9月発売の先発組と半年後の後発組がいて、瀬尾さんとぼくは、先発組なので厳密な意味でもデビューはまったく同日)
ながら、
無尽蔵かつ高速に作品書き続けるスタイルで、いつのまにか刊行作品点数は同期トップ!
30冊とか超えてて、同日デビューながら、既にぼくに刊行作品点数でダブルスコアつけとる感じの、完全に、「今、わたしが欲しい力=生産力」を持ってる、あやかりたい作家!

その瀬尾さんが使い続け、実際に十数作は書き上げたであろうその神パソ。
これ、オレ、どんな手を使ってでも絶対手に入れたい!

というわけで、翌朝即メール。

大楽「昨日のノーパソやけど。是非欲しいんやけど」
瀬尾「あ、そお? じゃあどうする? 近々どっかで待ち合わせて受け渡す?」
大楽「いやいますぐ欲しいから家か駅まで行くわ。いますぐ住所教えて」
瀬尾「いや待て(笑)ちゃんと初期化とかして渡すから(笑)2、3日後にメールするわ」

要約すると、こんなようなことがあって、ひとまず交渉? は成立。

というわけで、後日、連絡があったのでぼくは瀬尾家がある某駅へ向かったのですが……

そこでは、衝撃の展開がぼくを待っていました。

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(この話、続く!)


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by dkdkdkdkdk1 | 2014-11-17 21:44 | 前進篇
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