情熱大……楽 (DSP篇)

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どんなアパートすんでんねん……


作家ぶってたら、えらい展開にまきこまれてしまった。


昨日、外出から帰ってくる途中、ちょっと思いついたことがあったんで。

もうアパートの中に入ってたんですが。

忘れんウチにと思って、部屋入らず、角部屋にあるぼくの部屋の隣の非常階段(注・ほぼ誰も使わない)にちょいと腰掛けて、持ってたメモ帳取り出していろいろ書き込みしてたら……

背後でいきなり、ひそひそ、おばさん同士の話声が。

最初、あー、なんか同じ階の奥様方が、立ち話でもしてんのかなー……と構えてたんですが。

どうも、聞き耳たててみると、

「……誰?」

「違う人みたいよ」

「なんか書いてる」

みたいな声。

え、まさかオレのこと? と思い、反射的に振り返ると、そこには廊下からオレを見つめる、なんか困惑した顔のおばちゃんの顔二つ。

「……何してんの?」

いぶかしげにオレに聞いてくる、おばちゃん。

え?

そんなん聞かれたらめっちゃ焦ります。

何してるって……「ネタ思いついたからメモってる」とか答えても、なんか理解されず、余計窮地に追い込まれそうやし……

「いや、あ、あの、書くことあったから、ノ、ノートに、書いて、ますが」

とりあえず、自分でも驚愕するくらいしどろもどろになりながら、そう返答。

するとおばちゃん達二人は、顔見合わせて、いきなり一言。

さっき、下のコンビニに強盗入ったんだって

「……え?」

「犯人、身長170くらいで、黒い服着てて……」

……。

かつてないほど汗噴出しました。

身長170に黒い服。

オレ……それ……オレやん!

ネタ、メモってるうちに、ぼく、いつの間にか、強盗容疑かかってた模様。

「い……いやいやいや、違いますよ!?」

立ち上がって全力否定。

ていうか、ぼく、そこで気づいたんですが。

そこに立ってるおばちゃんのうち一人は、何故か……何故か。

ありえない話なんですが。

前に、入るドア間違えて、「ただいまー」とかウチに勝手に入ってきたおばちゃん(てかお婆ちゃん?)やったんですよ……。
(で、リビングでパンツ一丁で唖然とした顔で固まってたら、「ああ、間違えた」とか平然とした顔で、謝罪もせず去っていった…………)

そんなおばちゃんに強盗扱いとかされたくねー!!


結局、その後、弁解が通じたんか、「あ、コイツ、身長170くらいだけど、強盗やるには迫力と胆力と覇気不足してるわ」って思われたんか、

「そう? まぁ、じゃあ、お互い気をつけましょう」

みたいな感じで釈放とあいなりましたが……けっこうマジで危機一髪って感じでした。

犯人は捕まったんかなんなんか不明。


というわけで、同業者のみなさまはじめ、メモする場所には気をつけましょう。

特にオレの場合、何回大家さんに説明しても(作家志望、作家の)と思われてるからな……
めったに外出もせんし、怪しい人物としてマークされとんのやろうな……。
by dkdkdkdkdk1 | 2013-07-29 13:55 | 月曜更新篇

ライトノベルも書いてるアルバイター大楽絢太が、情熱大陸ばりに現状垂れ流すブログ。最近は不定期更新!


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