2013年 07月 29日
どんなアパートすんでんねん……
作家ぶってたら、えらい展開にまきこまれてしまった。
昨日、外出から帰ってくる途中、ちょっと思いついたことがあったんで。
もうアパートの中に入ってたんですが。
忘れんウチにと思って、部屋入らず、角部屋にあるぼくの部屋の隣の非常階段(注・ほぼ誰も使わない)にちょいと腰掛けて、持ってたメモ帳取り出していろいろ書き込みしてたら……
背後でいきなり、ひそひそ、おばさん同士の話声が。
最初、あー、なんか同じ階の奥様方が、立ち話でもしてんのかなー……と構えてたんですが。
どうも、聞き耳たててみると、
「……誰?」
「違う人みたいよ」
「なんか書いてる」
みたいな声。
え、まさかオレのこと? と思い、反射的に振り返ると、そこには廊下からオレを見つめる、なんか困惑した顔のおばちゃんの顔二つ。
「……何してんの?」
いぶかしげにオレに聞いてくる、おばちゃん。
え?
そんなん聞かれたらめっちゃ焦ります。
何してるって……「ネタ思いついたからメモってる」とか答えても、なんか理解されず、余計窮地に追い込まれそうやし……
「いや、あ、あの、書くことあったから、ノ、ノートに、書いて、ますが」
とりあえず、自分でも驚愕するくらいしどろもどろになりながら、そう返答。
するとおばちゃん達二人は、顔見合わせて、いきなり一言。
「さっき、下のコンビニに強盗入ったんだって」
「……え?」
「犯人、身長170くらいで、黒い服着てて……」
……。
かつてないほど汗噴出しました。
身長170に黒い服。
オレ……それ……オレやん!
ネタ、メモってるうちに、ぼく、いつの間にか、強盗容疑かかってた模様。
「い……いやいやいや、違いますよ!?」
立ち上がって全力否定。
ていうか、ぼく、そこで気づいたんですが。
そこに立ってるおばちゃんのうち一人は、何故か……何故か。
ありえない話なんですが。
前に、入るドア間違えて、「ただいまー」とかウチに勝手に入ってきたおばちゃん(てかお婆ちゃん?)やったんですよ……。
(で、リビングでパンツ一丁で唖然とした顔で固まってたら、「ああ、間違えた」とか平然とした顔で、謝罪もせず去っていった…………)
そんなおばちゃんに強盗扱いとかされたくねー!!
結局、その後、弁解が通じたんか、「あ、コイツ、身長170くらいだけど、強盗やるには迫力と胆力と覇気不足してるわ」って思われたんか、
「そう? まぁ、じゃあ、お互い気をつけましょう」
みたいな感じで釈放とあいなりましたが……けっこうマジで危機一髪って感じでした。
犯人は捕まったんかなんなんか不明。
というわけで、同業者のみなさまはじめ、メモする場所には気をつけましょう。
特にオレの場合、何回大家さんに説明しても(作家志望、作家の卵)と思われてるからな……
めったに外出もせんし、怪しい人物としてマークされとんのやろうな……。
by dkdkdkdkdk1
| 2013-07-29 13:55
| 月曜更新篇